4日間短期決戦で男女混合戦の「ミッドナイトボートレース下関7th ボートレースチケットショップながと オープン5周年記念 新東通信杯」は男女ともに豪華な顔ぶれがそろったが、主役を務めるのは今年5回目の地元戦となる海野康志郎（山口）。今年は6月大村で自身初となる7連勝の完全優勝を飾るなど好調で、10月の津ダービーにも初出場を決めた。重量級はモーターがパワーダウンする夏場に成績を落とす傾向があるが、モーター出しが武器の海野は夏場でも平気な顔で上位パワーに仕上げてくる。
久田敏之（群馬）は今期（5月～）だけで優勝が3回。勝率の方は8点台をキープと絶好調モードで、10月の津ダービーには選考順位16位での出場を決めているほど。澤田尚也（滋賀）は当地で連続優勝中と水面相性は抜群で、当地3節連続優勝の偉業に挑戦。安河内健（佐賀）、黒野元基（愛知）ら若手に今村暢孝（福岡）、益田啓司（福岡）、小野達哉（大阪）らもV戦線に絡んでくる。今期は調子を落としてA1級キープへピンチの森野正弘（山口）の奮起も当然ある。
女子はSG覇者でもある遠藤エミ（滋賀）、今年の女子戦線をリードしている平高奈菜（香川）を2枚看板に、小芦るり華（佐賀）、山口真喜子（長崎）ら男子相手でも活躍が光る面々が顔をそろえた。