レース展望

6日間開催で男女混合の「下関市議会議長杯争奪クリスタルカップ」は、好調キープの久田敏之（群馬）がV候補の1番手。当地は2020年8月のSGメモリアル以来、約3年ぶりの登場で、まだ優勝実績もないが、後期（昨年11月～今年4月）は7.54という高い勝率を残し、優出9回、優勝2回という内容。7月末に締め切りを迎える10月の蒲郡ダービーの選考順位も上位にいるほどで、当地初優勝の大チャンス到来と言える。
迎え撃つのは地元の原田篤志（山口）だ。今年はハイペースで当地を走っており、今回が実に7回目の登場。2019年の正月戦を最後に4年以上も遠ざかっている地元優勝へ、今度こそ…の思いもきっと強いはずだ。
昨年のヤングダービー覇者で、現在、SGに3大会連続で出場中の近江翔吾（香川）や、今年すでに2回の優勝がある秋元哲（埼玉）、妻の中村桃佳と夫婦で活躍する竹田和哉（香川）らもV争いには絡む。
和田拓也（兵庫）、丹下将（愛知）、中村辰也（長崎）、川上剛（福岡）、小池公生（福岡）らも好モーターを手にすれば怖い存在になる。
女子では大瀧明日香（愛知）と永井聖美（東京）がV戦戦をにぎわすかも。そして師匠の原田篤志と同時参戦となった清水愛海（山口）の活躍も期待したい。