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10/15
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レース展望

GⅠ

PGⅠ第10回ヤングダービー

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大本命不在で激戦必至の戦国大会

関浩哉、新開航ら初日ドリーム組がシリーズの軸。地元の佐々木完太、女子では高田ひかるのパンチ力も不気味
プレミアムG1「第10回ヤングダービー」は、本来なら大本命の羽野直也が3月G1優勝戦Fのため除外で戦国ムードだが、選考勝率上位6人が選ばれた初日12Rのドリーム戦出場選手がやはりV争いの中心になる。
5年前の第5回浜名湖大会の覇者でもある関浩哉(群馬)は、すでにG1戦2Vの実績。昨年はG2戦を含む優勝10回をマークし、最多勝利のタイトルも手にした新開航(福岡)は、今年も優勝4回と好調キープ。この2人とともに、10月の蒲郡ダービーでSG戦初出場も決まっている吉田裕平(愛知)と高橋竜矢(広島)も好調度なら負けていない。吉田は昨年12月の当地周年でも優出しており、水面相性もいい。仲谷颯仁(福岡)は当地で3Vと出場選手中、最多の優勝回数を誇る。
ドリーム組以外にも、2019年の当地ダイヤモンドカップ覇者の上條暢嵩(大阪)や、今年の四国地区選覇者の中村日向(香川)、将来の東京支部のエース候補と目される宮之原輝紀(東京)、当地を得意としている小池修平(大阪)と定松勇樹(佐賀)、すでにG1戦タイトルを持つ栗城匠(東京)、板橋侑我(静岡)らV候補は名前を挙げればキリがないほど。地元からは佐々木完太(山口)と井本昌也(山口)の2人が迎え撃つ。
女子では大山千広(福岡)と高田ひかる(三重)もV候補。特にパンチ力が半端ではない高田が好モーターを手にすれば、女子の初優勝が見られるかもしれない。
主な出場選手
  • A1/4851(群馬)

    関   浩哉

  • A1/4932(福岡)

    新開   航

  • A1/4914(愛知)

    吉田  裕平

  • A1/5015(広島)

    高橋  竜矢

  • A1/4848(福岡)

    仲谷  颯仁

  • A2/4885(福岡)

    大山  千広

ライバルのSG戦初制覇に奮起

ピックアップ
選手
A1/4848(福岡) 仲谷  颯仁
羽野直也が7月の児島オーシャンカップで、実に8年ぶりとなる20代でのSG戦初制覇を成し遂げた。デビューした直後からライバルと言われ、出世争いを繰り広げてきた仲谷は、羽野の晴れ姿をどんな気持ちで見ていたのかは察しがつく。
1期先輩の羽野がデビューしてわずか3年半でG1戦初優勝を成し遂げると、仲谷もすぐさま若松の九州地区選でG1戦制覇。この2人が大活躍した2017年、最優秀新人のタイトルは羽野の手に渡ったが、服部幸男と松井繁が争った1991年以来のハイレベルな争いとまで言われた。
いずれ、2人とも福岡支部を支える存在になるかと思われたが、羽野が順調に成長して昨年はグランプリにも出場。そして今年ついにSG戦覇者になったのに対し、仲谷はSG戦出場さえ昨年は1回、今年もクラシックの1回のみ。ずいぶんと差をつけられてしまった。
しかし、福岡支部の選手の誰に聞いても、「ターンのうまさは羽野も仲谷も大差はない」と話す。一時的に足踏みしたかもしれないが、まだまだ羽野を追いかける存在になり得る。ヤングダービーは今年で卒業。羽野が不在だからこそ、羽野に成り代わって主役の座についてほしい。

全国過去3節成績

開催期間 競走タイトル ボートレース場 節間成績
2023/09/09~2023/09/15 スカパー!・JLC杯ルーキーシリーズ第15戦 江戸川 132224エ欠
2023/08/31~2023/09/05 開設70周年記念競走GIトコタンキング決定戦 常 滑 236515636
2023/08/22~2023/08/27 ルーキーS13戦植木通彦カップ23回スカパーJLC杯 若 松 21エ転

下関過去3節成績

開催期間 競走タイトル 節間成績
2022/08/21~2022/08/25 オラレ下関オープン8周年記念 山口新聞社杯 13122461
2022/04/08~2022/04/11 COME ON!FM CUP 25221412
2021/10/29~2021/11/04 BTS山口あじすオープン10周年記念準優進出バトル 363121511転315

2023/09/18 現在のデータ

赤字は優勝戦