レース展望

4日間短期決戦で男女混合戦の「ミッドナイトボートレース下関3rd 日本モーターボート選手会会長杯」は山口支部の大エース・白井英治（山口）が3カ月ぶりで今年2回目の登場。その前回は準優1号艇を確保できず、まさかの優出逃し。実は当地での優勝も2023年のお盆戦以来、2年近く遠ざかっており、短期決戦を一気に突っ走ってほしいところ。地元山口勢は森野正弘（山口）と渡邉翼（山口）も参戦。白井と共にV戦線に殴り込みをかける。
白井の最大のライバルは永田啓二（福岡）か。昨年10月の戸田ダービーがSG初出場という遅咲きの花だが、昨年は5回の優勝を飾り、今年3月の若松クラシックにも出場。今年もすでに3回の優勝を飾っており、一般戦での強さは抜けた存在。当地でも4回の優勝実績がある。
北村征嗣（大阪）は3年6カ月ぶりの登場とブランクはあるが、当地一般戦は4節連続優出中で優勝もある好相性の水面。また、前期（昨年11月～）に自己ベストの勝率を残した井上一輝（大阪）は今年、G1戦でも優出2回と絶好調モード。この大阪コンビも怖い存在だ。
7月からA1級に復帰する今村暢孝（福岡）や、村岡賢人（岡山）、田中辰彦（広島）、村松修二（広島）、麻生慎介（広島）らもV戦線をにぎわす。
女子では竹井奈美（福岡）、大豆生田蒼（埼玉）、清埜翔子（埼玉）の活躍が楽しみ。